夏はまだ一筋であって今でもすぐにでも取り出せる全天の思い出でありたい
夕静は続かないのに (消える螺旋) まだ (切る空閨) 帰れないんだ
後手に捨てるシンハー この消息は相対線にしずむ落書き
いつか昼する風景は白くて重くて証明しなくなっていくようだ
呆けているあなたの役場誰よりひしゃげた正慎に星辰に
言葉は酸性、なくなるってそういうこと
伝わらないからもう一度伝わらないからもう一度を毎日だってして
昇華すら残らぬような放課後だった でも夜は電気電気の烏色
消え違う光速性許さないで
あの首のどこかにあるはず魔法の出る場所
生憎だが別のやりかたで広がる世界だがいっしょに揺れるのもいいものでしょう
解凍される夜窓開けて一億の簡単な日をその口に入れる
50時に猫の風まだ夜のままかき消す人の生き声はせず
間違うには充分なほど神聖な昔の真夏の子豚の苦味
決定を振る舞うあなたは太陽と同じ種類の再現者
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