いま欲しいもの この喉をうるおして永遠にもう乾かない歌
本来は我ら不要な副作用 言わなくたって行かせてくれる
願っては駄目 妖精は美しいけど自滅していくものだから
息を吸って、吐くまでの間に
セブンスは所詮感傷の材料
午後3時の無重力に浮かぶ鉄骨の六芒星
鳴かない猫は去勢され
悲しみが伝わる前に破壊して
夕焼けと酸素との間の白色によく似た声でまだ見ぬ君は
中間者には聞こえない音
DRY この世で僕は祭を祭り 夜毎わずかなせせらぎとなる
美談は悪と教わった
今日はまだ思い出の範疇 夢を見る夢を、見ている夢を、見ている
千人の空から吊るす千の鎖 本当を一つ教えてくれよ
人間が美しかった頃はまだ
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