線と束

短歌

配線の村の終点では
人に忘れられた星が積もる
すぐにまた友人たちが
吸って駄目になった経験を捨てに来る
この街では風刺の溶ける温度がとても低い

俺と君は砂漠に嵌めた辺の中にはめられて
三錐はテーブルの輪郭に夕風の表皮を集める 宙づりのクラス
枯れた気球を取って
❌を並べている

悲しい聖者だ
言い訳ならあとで聞くからね
重水は集めちゃ駄目だよ
すぐにまた遊びに来るからね
この街では通知の消える頻度がとても低い