線と束

短歌

2016-06-21から1日間の記事一覧

放課後が梅雨を伝う、知るかよ、通信の止まってる音がする

レシートを片付けた それは開くということであり、夢のないことでもある

淵酔を浴びろ、お前を状況につなぎとめるための悲恋を歌うな!

わからないまま回転体を転げる そっちの月面には誰も待ってない

歩道とは眠る勝者と死者の差分 それで歴史になれるなんてな

575

そんな楽に、お前よ、間違ってなるものか