線と束

短歌

2016-07-06から1日間の記事一覧

あと3日の罅におちる私的な破裂 怖くたってどこかにいかなきゃ

透明な乗客で満ちる透明な列車 目を開けると中学生が嘆いていました 彼の子供は地上に咲くポリープとなりました 時も流れず色もない地域に閉じたこの低音のなかで